【アートライン訴訟】話し合いの姿勢を見せてほしい。
- 2015/06/12
- 20:33
2015年3月26日、東京高等裁判所の判決、「松戸アートライン訴訟のCoCoTに過失なし」という判決確定により、
私たちは、自分たちの名誉が回復され、新たな活動のステージに立つのだと希望を膨らましていましたが、
訴訟というものは、そんな生易しいものではありませんでした。
確かに、高裁では、松戸市がCoCoTに請求したアートラインプロジェクト部分の賠償請求2976万円は棄却されました。
そして、4月9日、松戸市は記者会見で、上告断念を発表しました。
わたしたちは、松戸市から、訴訟に至る経緯を含めて、
何かしらの関係改善の手掛かりとなるものが得られるかと、密かに期待していましたが、
そのような兆しは全くありませんでした。
そこで、5月13日、代理人弁護士を通して、
松戸市に対して、名誉回復と違法な指定管理取り消し等による損害の回復を求めて、内容証明による通知書を送付しました。
話し合うことから始めたいという思いから、しかるべき職責の人と代理人弁護士との面談の場を設けることも求めた内容でした。
6月8日、松戸市からその回答がありました。
松戸市の回答は、残念ながら、「違法、不当な点はなく、要望には添えない。」と、話し合いをすることすら、拒否するものでした。
私たちは、自分たちに過失があると高裁の判決が確定した今も、
話し合いの姿勢を見せず、判決の内容を真摯に受け止めることなく、
「訴訟を起こしたことには過失はなく、主張が認められなかっただけだ。」とする松戸市の姿勢に困惑しています。
民事訴訟で、判決が確定したら、
それぞれに振り返り、改善すべきことを出しあい学ばなくては、
裁判所の判決は、意味がありません。
白黒をつけてもらうために、松戸市は訴訟を起こしたのだと思うのですが。。。
昨日(6月11日)の議会でも、松戸市は、「過失があると判断され、ほぼ全面敗訴したのだから、謝罪すべきだ」という議員の追及に対しても、
「謝罪も償いもしない」と、答弁しました。
東京新聞 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150612/CK2015061202000133.html
朝日新聞 →

私たちのとっての救いは、
松戸市がこの答弁のなかで、
「アートライン事業は、雇用面でも、地域活性化の面でも、正当な成果を上げ、今も継続している。」と評価しているところです。
CoCoTが取り組んできたことに、これだけの正当な評価をするなら、
松戸市と私たちは、地域社会に貢献すべき自治体とNPO法人のあるべき姿に戻るために、
今一度、話し合っていくべきだと思います。
私たちの裁判は、「対等」や「協働」という言葉が、
利害関係がぶつかれば、机上の空論でしかなかったことを、世に示してしまったのです。
だからこそ、もう一度、信頼関係を立て直すのは、
松戸市とCoCoTの松戸市民対する責務だと思うのですが、
それは、こちらの勝手な思い込みなんでしょうか?
私たちは、自分たちの名誉が回復され、新たな活動のステージに立つのだと希望を膨らましていましたが、
訴訟というものは、そんな生易しいものではありませんでした。
確かに、高裁では、松戸市がCoCoTに請求したアートラインプロジェクト部分の賠償請求2976万円は棄却されました。
そして、4月9日、松戸市は記者会見で、上告断念を発表しました。
わたしたちは、松戸市から、訴訟に至る経緯を含めて、
何かしらの関係改善の手掛かりとなるものが得られるかと、密かに期待していましたが、
そのような兆しは全くありませんでした。
そこで、5月13日、代理人弁護士を通して、
松戸市に対して、名誉回復と違法な指定管理取り消し等による損害の回復を求めて、内容証明による通知書を送付しました。
話し合うことから始めたいという思いから、しかるべき職責の人と代理人弁護士との面談の場を設けることも求めた内容でした。
6月8日、松戸市からその回答がありました。
松戸市の回答は、残念ながら、「違法、不当な点はなく、要望には添えない。」と、話し合いをすることすら、拒否するものでした。
私たちは、自分たちに過失があると高裁の判決が確定した今も、
話し合いの姿勢を見せず、判決の内容を真摯に受け止めることなく、
「訴訟を起こしたことには過失はなく、主張が認められなかっただけだ。」とする松戸市の姿勢に困惑しています。
民事訴訟で、判決が確定したら、
それぞれに振り返り、改善すべきことを出しあい学ばなくては、
裁判所の判決は、意味がありません。
白黒をつけてもらうために、松戸市は訴訟を起こしたのだと思うのですが。。。
昨日(6月11日)の議会でも、松戸市は、「過失があると判断され、ほぼ全面敗訴したのだから、謝罪すべきだ」という議員の追及に対しても、
「謝罪も償いもしない」と、答弁しました。
東京新聞 → http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150612/CK2015061202000133.html
朝日新聞 →

私たちのとっての救いは、
松戸市がこの答弁のなかで、
「アートライン事業は、雇用面でも、地域活性化の面でも、正当な成果を上げ、今も継続している。」と評価しているところです。
CoCoTが取り組んできたことに、これだけの正当な評価をするなら、
松戸市と私たちは、地域社会に貢献すべき自治体とNPO法人のあるべき姿に戻るために、
今一度、話し合っていくべきだと思います。
私たちの裁判は、「対等」や「協働」という言葉が、
利害関係がぶつかれば、机上の空論でしかなかったことを、世に示してしまったのです。
だからこそ、もう一度、信頼関係を立て直すのは、
松戸市とCoCoTの松戸市民対する責務だと思うのですが、
それは、こちらの勝手な思い込みなんでしょうか?
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