一般社団法人「あんしん地域見守りネット」設立に寄せて
- 2017/03/28
- 15:01

この春、松戸あんしん電話地域見守り協議会は、
「非営利型一般社団法人あんしん地域見守りネット」として、新たな出発をします。
「あんしん電話」機器は、
診療所が通院する高齢者の健康状態を見守るシステム機器として開発されたものです。
松戸市内の認可地縁団体幸谷町会は、この機器を定期的な地域見守り活動に活用して、
近くの診療所と連携した地域住民による見守りボランティアを組織しました。
個人情報管理や情報共有の態勢を整えた実践的なシステムに作り上げたのです。
医師と患者、診る側と診られる側という2者間のシステムを、
地域と孤独な高齢者をつなぐコミュニティツールに変えたのです。
ここから、高齢者と地域と医療福祉機関の3者をゆるやかにつなげる地域福祉モデルが生まれました。
この意義を自覚し、広く社会に伝えたいと願い、
非営利型一般社団法人「あんしん地域見守りネット」を立ち上げるに至りました。
私が常盤平でこの仕組みに出会って、
今年で、7年目になります。
桜が花開くように、市民のうねりは、希望にあふれて、力強く広がっていきます。
松戸あんしん電話地域見守り協議会 事務局
小山淳子
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