今さらですが、2018年暮れのご挨拶
- 2019/03/15
- 18:43
今さらですが。。。2018年の暮れのご挨拶です。
=======
今年も、あとわずか。 平成最後の年の瀬ですが、 気が付くと、CoCoTにきて、3年半が経ちました。 この間、あんしん電話事業のコーディネート・事務局業務に携わってきました。 振り返って思うことは、 地域課題の解決とは、小さな課題を日々解決し続けていく仕組みを、 多くの方の生活の中に定着させること、だということです。 2015年6月、私が入職したとき、 あんしん電話を導入している見守りステーションは5つでした。 現在は8つ。この3年半で3つ増えています。 この3つが仕組みとして定着するには、 数えきれないほどのコミュニケーションと検証、 そして実践の積み重ねがありました。 施設の方や町会の方との打合せ、説明会の実施、システム導入、アフタフォロー、 その動きの中から、町会の枠を超えた受付窓口「ほっとライン」の開設や、 クラウド型新システムの開発も生まれました。 3つの見守りステーションが増え、新たな仕組みを定着させたことで、 今まで加入できなかった地域の方も加入できるようになりました。 人とのつながりの薄い日々に、声を届けあう環境が生まれました。 地域課題とは、正しい施策を打てば一度に解決するような単一なものではなく、 繰り返し泡のように生まれ続ける小さな課題のとてつもなく大きな集合体です。 その小さな課題をひとつひとつ継続的に解決し続ける仕組みを日々の生活に定着させることが、 地域課題を解決するための地域コーディネーターの仕事です。 あんしん電話で言えば、加入者、医療介護施設、町会や近隣の方、行政、地域包括支援センター、 それぞれの方の暮らし、働き方を丁寧にヒアリングし、解決のためのアクションとして「これなら出来ます」 というところまで深堀し、業務や活動の中で実施してもらう。 そして、そのアクションのすべてをリレーのバトンが渡っていくように、仕組みとしてネットワーク化する。 アクションの深堀とネットワーク化を何度も繰り返し行い、 実施後のアフタフォローを重ねていくことを通じて、解決の仕組みが暮らしに定着します。 今日も、松戸に住んでいる多くの方の家で「お元気ですか?」の電話が鳴っています。 見守りステーションではたくさんの「元気です」が伝えられています。 このような景色が、当たり前の日常になるように、 最善の一手を模索し行動していきます。 CoCoTスタッフ 中尾聡志
- 関連記事
-
- 今さらですが、2018年暮れのご挨拶 (2019/03/15)
- 今さらですが、2019年年頭のご挨拶 (2019/03/15)
スポンサーサイト