裁判の行方
- 2014/03/25
- 20:52
2012年の秋、私たちNPO法人CoCoTは、突然、松戸市から、CoCoTが渾身を込めて取り組み現在も松戸市の政策とし継続されている「松戸アートラインプロジェクト」について、何の説明もなくその事業費を全額3000万円返還請求され、訴訟を起こされました。
茫然自失と怒りと屈辱の第1回の公判は、昨年の3月末でした。
それから、9か月かけて、証拠書類の確認と、この裁判の争点を整理しました。
通常2~3回のラウンドテーブルを9か月かけて7回開き、起こった事実を検証しました。
前回2015年2月14日に、やっと第2回の公判が開かれました。代表、副代表の二人が、証人として出廷しました。松戸市側の弁護士は、46分の反対尋問をかけました。
市側の弁護士は、事業の基本構造を理解しておらず、あきらかに見当違いの尋問が続きました。論点が噛み合わず、何を言いたいのかもよくわからない反対尋問でした。
これまでの証拠調べ及び、証言と陳述書で、松戸市が、訴訟を起こす根拠である業務不履行の争点として挙げていた学生雇用については、松戸市自身が県からの問答集を読み間違え、その誤りに気が付いたのは事業終了2か月後であり、松戸市が自らの失態を隠蔽するためにNPO法人に責任転嫁をしようとしたことがであったことが明確になりました。また、千葉県に提出した報告や返還金の経緯にも、非常に不自然な点があることがわかってきました。
松戸市は、結局、自分たちに有益な証人を出すこともせず、訴訟を起こした言い分を立証することなく、終りました。訴訟を起こすことが目的で、本気で取り組む気など、更々ないようでした。弁護士3名に職員5名、総勢8名の編成で対応しているとは思えない状況です。まさに、市費の無駄遣いです。
3月17日の第3回は、最終弁論となりました。
両者が、今までの証拠や証言を基に、最終陳述を文書で提出しました。新しく論点が出ることはありませんでした。これを持って、結審となり、判決が出ます。判決の言い渡しは、6月27日です。
私たちに起こったことは、単にCoCoTの不徳とするところなのか、NPOだからこそ起こったことなのか、そこにどんな社会背景があるのだろうか・・・これから、検証する作業をします。
茫然自失と怒りと屈辱の第1回の公判は、昨年の3月末でした。
それから、9か月かけて、証拠書類の確認と、この裁判の争点を整理しました。
通常2~3回のラウンドテーブルを9か月かけて7回開き、起こった事実を検証しました。
前回2015年2月14日に、やっと第2回の公判が開かれました。代表、副代表の二人が、証人として出廷しました。松戸市側の弁護士は、46分の反対尋問をかけました。
市側の弁護士は、事業の基本構造を理解しておらず、あきらかに見当違いの尋問が続きました。論点が噛み合わず、何を言いたいのかもよくわからない反対尋問でした。
これまでの証拠調べ及び、証言と陳述書で、松戸市が、訴訟を起こす根拠である業務不履行の争点として挙げていた学生雇用については、松戸市自身が県からの問答集を読み間違え、その誤りに気が付いたのは事業終了2か月後であり、松戸市が自らの失態を隠蔽するためにNPO法人に責任転嫁をしようとしたことがであったことが明確になりました。また、千葉県に提出した報告や返還金の経緯にも、非常に不自然な点があることがわかってきました。
松戸市は、結局、自分たちに有益な証人を出すこともせず、訴訟を起こした言い分を立証することなく、終りました。訴訟を起こすことが目的で、本気で取り組む気など、更々ないようでした。弁護士3名に職員5名、総勢8名の編成で対応しているとは思えない状況です。まさに、市費の無駄遣いです。
3月17日の第3回は、最終弁論となりました。
両者が、今までの証拠や証言を基に、最終陳述を文書で提出しました。新しく論点が出ることはありませんでした。これを持って、結審となり、判決が出ます。判決の言い渡しは、6月27日です。
私たちに起こったことは、単にCoCoTの不徳とするところなのか、NPOだからこそ起こったことなのか、そこにどんな社会背景があるのだろうか・・・これから、検証する作業をします。
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