NPO運営相談「「事業の立案:ポイント1事業体系に位置づけられるか?」
- 2014/04/15
- 16:50
1.組織の事業体系の中に位置づけられるか?
CoCoTは、組織の事業体系を事業系と管理系の2系列にして、事業系に4本の柱を立てています。
その4本の柱は、NPO支援事業、地域連携事業、復興支援事業、人材育成事業です。
それぞれ地域課題の把握と目標を設定しています。目標に沿って具体的な取組として、企画名を入れます。
新企画が、この4本の柱のどこに位置するか、解決の具体的な取組になっているか、論理的に筋が通っているか、
昨年までの取り組みと連続性や整合性も表を眺めながら考えてみます。
位置づけに理屈をこねたり、項目がいくつにもまたがりそうになったりしたら、要注意!と思っています。
しっかり、筋がぶれないように、ここで、妥協をしてはいけないのです。
最近は、やりたいことと、組織のミッションと事業体系にすんなり繋がるようになってきましたが、
組織を立ち上げたころは、てんこ盛り中間支援組織でした。
自分たちにできること、地域に必要とされていること、やりたいことが連動していなかったので、
あれもこれもやってみてくたびれての繰り返しでした。
立ち上げ期は、近隣の自治体や国で公募事業がかかると、片っ端から事業企画書を書いてプレゼンに行っていました。
それはそれで、力になりました。
数をこなせば、どういった企画が通りやすいのか、プレゼンのポイントなどわかってきます。
また、実際に企画が通り業務委託が取れると、実施にかかわる様々なことが経験できました。
その中で、つくづく考えたことは、成果とは何かということでした。
仕事としてお金をもらっている以上、上げなくてはならない成果があります。
そのうえで、NPO法人CoCoTという組織にどんな蓄積や成果が残せるか、自分たちのミッションが1㎜でも実現に近づくことが出来たのか、考え込むようになりました。
業務委託先の見知らぬ土地に行って、関係性を作ることは至難の業でしたし、
例え何かのつながりが作れても、単年度で、先に繋げていけるようなものにするのは不可能に近いものでした。
自分たちは、地域に根付いたNPOとして、その土地の地域課題に向き合おうと思ったとき、
再度事業体系を整理し、ここにハマらない事業には手を出さないことにしました。
そうはいっても、時々、目先の利益のために、ついつい、手を出すこともありますが、
集約して収斂させて、現場型の中間支援を業務とする収益事業型NPOを作ろうとしています。
私たちにとって、迷子にならないための羅針盤が、事業体系なのです。
CoCoTは、組織の事業体系を事業系と管理系の2系列にして、事業系に4本の柱を立てています。
その4本の柱は、NPO支援事業、地域連携事業、復興支援事業、人材育成事業です。
それぞれ地域課題の把握と目標を設定しています。目標に沿って具体的な取組として、企画名を入れます。
新企画が、この4本の柱のどこに位置するか、解決の具体的な取組になっているか、論理的に筋が通っているか、
昨年までの取り組みと連続性や整合性も表を眺めながら考えてみます。
位置づけに理屈をこねたり、項目がいくつにもまたがりそうになったりしたら、要注意!と思っています。
しっかり、筋がぶれないように、ここで、妥協をしてはいけないのです。
最近は、やりたいことと、組織のミッションと事業体系にすんなり繋がるようになってきましたが、
組織を立ち上げたころは、てんこ盛り中間支援組織でした。
自分たちにできること、地域に必要とされていること、やりたいことが連動していなかったので、
あれもこれもやってみてくたびれての繰り返しでした。
立ち上げ期は、近隣の自治体や国で公募事業がかかると、片っ端から事業企画書を書いてプレゼンに行っていました。
それはそれで、力になりました。
数をこなせば、どういった企画が通りやすいのか、プレゼンのポイントなどわかってきます。
また、実際に企画が通り業務委託が取れると、実施にかかわる様々なことが経験できました。
その中で、つくづく考えたことは、成果とは何かということでした。
仕事としてお金をもらっている以上、上げなくてはならない成果があります。
そのうえで、NPO法人CoCoTという組織にどんな蓄積や成果が残せるか、自分たちのミッションが1㎜でも実現に近づくことが出来たのか、考え込むようになりました。
業務委託先の見知らぬ土地に行って、関係性を作ることは至難の業でしたし、
例え何かのつながりが作れても、単年度で、先に繋げていけるようなものにするのは不可能に近いものでした。
自分たちは、地域に根付いたNPOとして、その土地の地域課題に向き合おうと思ったとき、
再度事業体系を整理し、ここにハマらない事業には手を出さないことにしました。
そうはいっても、時々、目先の利益のために、ついつい、手を出すこともありますが、
集約して収斂させて、現場型の中間支援を業務とする収益事業型NPOを作ろうとしています。
私たちにとって、迷子にならないための羅針盤が、事業体系なのです。
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