【年頭のご挨拶】大胆に、自由に、「ことが起こる」インキュベーションの場を作る
- 2015/01/05
- 02:08
明けましておめでとうございます。
旧年中は、多くの方に支えられて、何とか、沈まずに運営することができました。
ほんとうにありがとうございます。
昨年を振り返ると、
アートラインプロジェクトに関わる民事訴訟に振りまわされ続けた1年でした。
松戸市という公的な権力組織を相手に、なぜ訴えられたのかもわからない状況に苦しみながら、
「無謀な」と言われる闘いに挑み続けることになりました。
一方で、訴訟を起こされるという外からの力で、
組織の在り方や事業構造、自分たちの社会的な使命を突きつけられることになりました。
それは、自分たちの愚かな点や未熟な点を数え上げ冷酷な現実に向かい合う作業でもありました。
ところが、四面楚歌で、孤軍奮闘していると思い込んでいた私たちに、
様々な形で、支援の手が届きました。
どんな人たちや組織が、手を差し伸べてくれたのか気が付いたとき、
今さらのように、自分たちのやってきたことの意味を知りました。
私たちの仕事は、地域課題の解決に取り組む実践的な仕事だ。
理想や夢を語るだけの机上の空論ではない。
成果を上げていくための実業だ。
私たちが大切していることは、何に取り組むかだ。
どんな課題にどんな人たちと手を組み、アプローチをするか考え、プロセスを作っていく。
ことを起こし、仕掛けていく役割を選んだのだ。
今の社会の在り方に追従しない。
だからこそ、多くの摩擦や軋轢、葛藤を引き起こす。
一歩進めば、新たな分岐点に出会う。
希望と挫折を繰り返しながら、ささやかだけど、市井の人々と実体を作る。
今までも、これからも、目指していくものに変わりはありません。
だからこそ、今年は、もっと、柔軟なプロジェクト型で、地域課題のテーマにピンポイントで取り組んでいきます。
人と人との関係性を緩やかにし、既存の組織形態や枠組みにとらわれることなく、
課題に応じてメンバーも働く形態も変幻自在のチームを組んで、共通感覚と目的意識を持ったプロジェクトを、資金作りから始めます。
既に、巡り合った仲間と、いくつかのプロジェクトチームを立ち上げる準備を始めています。
もっと大胆に、もっと自由に、シンプルな「ことが起こる」インキュベーションの場を作っていきます。
これは、従来の中間支援組織を解釈である「NPOを支援するNPO」あるいは「NPOと他の組織との間で多元的な仲立ちをする」といったイメージから離れたものになると思います。
持ち込まれた課題に、共通の認識を持って動けるメンバーが集まり、取り組みのスタイルを自分たちでデザインしていく。もちろん、資金繰りも含めて。
もっともっと、現場の課題にコミットし、自ら動く人になります。
当事者かどうかが問題ではありません。
課題のテーマも流動的です。
「これは地域にニーズがある」と読める情報の目利きが地域課題を抽出し、ことを起こしていきます。
ことを起こすコミュニティコーディネーターが持ち寄る情報の交差点が中間支援組織です。
その組織は、収縮と拡散を繰り返し、核心をつかみ柔軟で効果的な対応を模索する場です。
ここは、地域に広がっていく起点であり、戻ってきた成果が次の課題解決の糧となる中継地点です。
これが、私の考える中間支援組織です。
ここは、「働くこと」「食べること」「生活すること」「稼ぐこと」のバランスを取ることを他人に移譲しません。
私は、ここで、最終的な目標として、利益や効率性を優先した経済効果ではない地域経済活動を追求したいと考えています。
今年は、去年にも増して、激動と波乱の年となるでしょう。
懼れることなく、地に足の着いた一歩を踏み出していきます。
どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
旧年中は、多くの方に支えられて、何とか、沈まずに運営することができました。
ほんとうにありがとうございます。
昨年を振り返ると、
アートラインプロジェクトに関わる民事訴訟に振りまわされ続けた1年でした。
松戸市という公的な権力組織を相手に、なぜ訴えられたのかもわからない状況に苦しみながら、
「無謀な」と言われる闘いに挑み続けることになりました。
一方で、訴訟を起こされるという外からの力で、
組織の在り方や事業構造、自分たちの社会的な使命を突きつけられることになりました。
それは、自分たちの愚かな点や未熟な点を数え上げ冷酷な現実に向かい合う作業でもありました。
ところが、四面楚歌で、孤軍奮闘していると思い込んでいた私たちに、
様々な形で、支援の手が届きました。
どんな人たちや組織が、手を差し伸べてくれたのか気が付いたとき、
今さらのように、自分たちのやってきたことの意味を知りました。
私たちの仕事は、地域課題の解決に取り組む実践的な仕事だ。
理想や夢を語るだけの机上の空論ではない。
成果を上げていくための実業だ。
私たちが大切していることは、何に取り組むかだ。
どんな課題にどんな人たちと手を組み、アプローチをするか考え、プロセスを作っていく。
ことを起こし、仕掛けていく役割を選んだのだ。
今の社会の在り方に追従しない。
だからこそ、多くの摩擦や軋轢、葛藤を引き起こす。
一歩進めば、新たな分岐点に出会う。
希望と挫折を繰り返しながら、ささやかだけど、市井の人々と実体を作る。
今までも、これからも、目指していくものに変わりはありません。
だからこそ、今年は、もっと、柔軟なプロジェクト型で、地域課題のテーマにピンポイントで取り組んでいきます。
人と人との関係性を緩やかにし、既存の組織形態や枠組みにとらわれることなく、
課題に応じてメンバーも働く形態も変幻自在のチームを組んで、共通感覚と目的意識を持ったプロジェクトを、資金作りから始めます。
既に、巡り合った仲間と、いくつかのプロジェクトチームを立ち上げる準備を始めています。
もっと大胆に、もっと自由に、シンプルな「ことが起こる」インキュベーションの場を作っていきます。
これは、従来の中間支援組織を解釈である「NPOを支援するNPO」あるいは「NPOと他の組織との間で多元的な仲立ちをする」といったイメージから離れたものになると思います。
持ち込まれた課題に、共通の認識を持って動けるメンバーが集まり、取り組みのスタイルを自分たちでデザインしていく。もちろん、資金繰りも含めて。
もっともっと、現場の課題にコミットし、自ら動く人になります。
当事者かどうかが問題ではありません。
課題のテーマも流動的です。
「これは地域にニーズがある」と読める情報の目利きが地域課題を抽出し、ことを起こしていきます。
ことを起こすコミュニティコーディネーターが持ち寄る情報の交差点が中間支援組織です。
その組織は、収縮と拡散を繰り返し、核心をつかみ柔軟で効果的な対応を模索する場です。
ここは、地域に広がっていく起点であり、戻ってきた成果が次の課題解決の糧となる中継地点です。
これが、私の考える中間支援組織です。
ここは、「働くこと」「食べること」「生活すること」「稼ぐこと」のバランスを取ることを他人に移譲しません。
私は、ここで、最終的な目標として、利益や効率性を優先した経済効果ではない地域経済活動を追求したいと考えています。
今年は、去年にも増して、激動と波乱の年となるでしょう。
懼れることなく、地に足の着いた一歩を踏み出していきます。
どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
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